この作品のテーマは姉の言葉に集約されている。
「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」


弟はエキセントリックな姉のせいで
空気を読み、いいポジションにいることを良しとしている。


見た目や世間体を意識して生きてきた弟は
加齢とともに自信を失い、揺らいでいく。


前半は姉に、後半は弟に共感。


自殺しようとするほど弱っていた友人・須玖くんを救ったのは
コンビニのティラミス。


本や映画じゃなく。


でも、そんなものかもしれないなと思う。
頭で考えるのではなく、原始的な欲求みたいな。